2016年6月22日水曜日

公益財団法人音楽鑑賞振興財団の評議員をさせていただくことになりました♪

この度、もったいなくも、公益財団法人音楽鑑賞振興財団の評議員を務めさせていただくことになりました。
この財団ですが、
「パイオニア株式会社の創業者松本望(のぞむ)氏が、
音と音楽に関わる事業の成功を感謝され、


 主にこれからの子どもたちに音楽を受け取る良い環境と音楽の与え方を担う財団を私財を投じ創ってくださり、

パイオニア株式会社がその遺志を継ぎ、サポートして成り立っているそうで、

どんな境遇の人でも、子どもたちでも、音楽の醸し出す情感を受け取り、

楽しみ、生涯にわたって音楽を享受できる社会を目指すという、素晴らしい財団です。」


今回、樋口隆一先生と私が、新評議員の承認をいただいたのですが、
樋口先生は、国際音楽学会副会長、明治学院大学名誉教授、第20回国際音楽会東京大会の副
組織委員長(東京芸大にて開催)、バッハ研究の第一人者で、多くの著書も出版されておりますの
で、
机に置かれた顔写真入りプロフィールも光っておりましたが、
私ときましたら、なんだか、同じ一枚の、写真入りのプロフィールですのに、ヒラヒラと心もとないような・・
でも、アルモニア・ムジカの活動の実践が素晴らしいと、皆様に高く評価していただき、


音楽界の重鎮の皆様、各業界の有識者の皆様と、これからご一緒させていただくことになりました。

これも、埼玉に、春日部に、と、良い演奏を届けるために、どんなに忙しくても駆けつけてくださっ
た、藤森さんはじめ、共演者の皆様のご尽力によるものです。


またスタッフの土台のお支えがあってこそです。皆様に心より感謝しております。
本当にありがとうございます。

また、これを機に、アルモニア・ムジカが活動の場を大きく開いていく時を得たように感じています。


これからも、一回、一回は地道ではありますが、音楽で様々な方に、愛を送り続けたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。

さてさて、委員会のあと、新評議員さんにプレゼントがありますよ、の横田理事のお言葉に、サロンの方に移動しましたら、

若干19歳でショパンコンクールに優勝された、ブーニン氏がいてくださり、


ショパンのノクターンの2番と、ワルツを弾 いてくださいました。
しかもピアノは、 ブーニンさんがショパンコンクールを制した時に練習していた、愛機1909年製ブリュートナー。
古い楽器は、維持に神経を使うため、サロンがブーニンさんからお預かりしている、とは聞いてましたが、
(2016、春、撮影)

まさか、当のブーニン氏がいらっしゃるとは・・あまりのことに、めちゃくちゃ、びっくりしました。
しかも、このピアノ、ロシア皇帝のご家族が大切にされていたそうですが、ロシアの歴史に翻弄され、ドイツに渡り、二度の大戦の間中、ぐるぐる巻きに梱包されていたそうで、
ピアノの壮絶な生い立ちと、ブーニン氏の魂の音色を聴きながら、

ブーニン氏がこうしてここにいて、このピアノを弾いてくださっている、これこそ、本当に奇跡だな、と心から感動いたしました。
会合のあとは、二子玉川の街に出向き、御年86歳のハイヒールの似合う素敵なご婦人を囲んで、楽しい時を過ごしました。
「子供に音楽を届けるのもいいけど、今は長寿の時代、お年寄りに音楽で喜びを届けるのも、すごいことよ。生きる意欲になりますから。」

と話される素敵なその方のお話を聞きながら、
『これからも、頑張っていこう、』と思いました。
ちょうど、絶妙なタイミングで、秋の老人ホーム公演の企画をさせていただいておりましたので、
ご紹介させてくださいませ。
クローズドですので、一般観覧はできませんが、

10月23日 15:00~
コンフォートガーデンあざみ野 10周年記念コンサート

~NHK交響楽団弦の名手たちによるお祝い~

チェロ/藤森亮一 コントラバス/吉田秀 ヴァイオリン/森田昌弘 
                 ヴィオラ/御法川雄也 ピアノ/村沢裕子
        シューベルト:ピアノ五重奏曲 ます

NHK交響楽団のみなさま、何とか行きましょう!!と予定を調整してくださいました。
本当にこの方たちあってこそのアルモニア・ムジカです。
心より感謝申し上げます。


☆☆☆
ブログお引越しです。

アルモニア・ムジカ・ブログ
http://blog.livedoor.jp/armonia328/



2016年6月15日水曜日

宮村和宏 オーボエ・コンサートの感想が届きました!!

6月12日は、宮村和宏さんとカーサ・モーツァルトでコンサートでした。

どうやったら、あんなミラクルなタンギングができるのか・・

どうやったら、シューマンを、あんなに息継ぎ目立たず、演奏できるのか・・・

どうやったら、オーボエで、あそこまで深い情感を表現できるのか・・

どうやったら、速いパッセージを、あそこまで速く演奏できるのか・・

兎に角、「どうやったら?・・」が次から次で、

オーボエで学生時代コンチェルトを演奏したことがある、という方に至っては、「ブラヴィア!!」を連発してらっしゃいました。

また、終演後、拍手が鳴り止まず、皆様、お席をお立ちにならず、終了時間が、予定より1時間遅れてしまいましたので、追加の会場費を払おうとしましたら、
「ご心配なく、良い演奏会をしていただいて本当に嬉しいんです。それが何よりのことですから。」とのこと。
この場を借りて、ご配慮、心より御礼申し上げます。

さてさて、お客様の感想が届いております。
この他にも、まだお手紙を下さった方がいるのですが、またそちらは、書き足させていただこうと思います。

とにもかくにも、圧巻のコンサートでした!!


◎宮村さん…ハインツホリガーの再来位、素晴らしい音色と感性…そしてテクニック!感動しました!

◎とても楽しいコンサートでした!

◎とても楽しかったです。どうしてあんなに早く指が動くのですか?

◎とっても感動しました。素晴らしかったです。

◎オーボエの音色は昔から大好きでしたが、こんな目の前で聞くことができて嬉しかったです。

③宮村さんの素晴らしい演奏でますますオーボエが好きになりました。トークもとても楽しかったです。参考になるお話が盛りだくさんでしたー♡

◎シューマンとサンサーンスが素晴らしかった!
最後の村沢さんのお話にこれからもどんどんクラシックを聴こう、と改めて思いました。
◎自他共に日本一のOboe奏者でしょう。
◎宮村さんの生徒になりたい、もう一度、オーボエを勉強したい、と心から思いました。
◎私は歌が好きですが、宮村さんのOboeは歌を超えた…と思いました。
◎花は咲く、あまりの素晴らしさに驚きました。
◎お二人の音楽に魅了されました。また、お連れしたお友達も皆さん良い音楽を聴いた上に、熊本支援になり大変喜んでいました。3人ともまたお知らせくださいとの事でした!
◎オーボエコンチェルト、のだめで馴染みがあったので、聞けてよかったです。
◎サンサーンス:試験曲になったので、生で聴けてとても参考になりました。3楽章早いパッセージ感動しました!
◎オーボエは神経質な音と思っていましたが、表現の幅が広い楽器だったんですね。感動です。
◎変奏曲で童謡が新しい曲に思えました。
◎赤い靴、宮村さんの話された、1ページ以降は黒い楽譜だった・・というお話がおもしろすぎて、演奏も、もう最高でした!!
◎シューマン素晴らしかったです。断りなし、は、相手が宮村さんだからこそ村沢さんも安心されて、で、また、それをネタにして笑いを取りながら、あの驚きの名演奏・・感動しました。
◎とてもアットホームで楽しいコンサートでした。
◎宮村さんも村沢さんも話が面白くて、あっという間の時間でした。楽しかったです。
◎ピアソラが良かったです。
◎エスクアロ、すごいすごい!!
◎タンゴ最高!!
◎リベルタンゴ、さすが村沢さん!

◎オーボエのコンサートは始めてでしたが、本当に素晴らしい演奏に感動しました。

◎オーボエコンチェルト、オーボエの魅力が現れていて素晴らしかったです。

◎アンコールの曲が身近な曲で、音楽に縁のない私にもよく分かりありがたかったです。

収益金から会場費や経費を引いて、熊本市熊本地震災害義援金宛に郵便局から送らせていただきました。みなさんの真心も一緒に送らせていただきました。
皆様、本当にありがとうございました。

追記

宮村和宏氏の演奏に寄せて
さいたま市在住 C.H様より
6月12日のカーサ・モーツァルトの宮村さんの演奏が、あまりにもセンセーショナルで、やっと筆を取ることができました。


ハインツ・ホリガーを超える奏者はいないだろう…と思ってきましたが、その予見が見事に覆されました。
見事なテクニックと歌声を超えた音色は、Oboeをこよなく愛して来た私に取りましては宮村さんは日本の宝、

佼成Windに止まらずOboeの世界一として 若い奏者又世界全国のWindオーケストラの育成と、あの温かくドイツ系の深い音色で人々の魂を震わせ癒し、又楽しませて頂きたいと切に願っております 。


アルモニア・ムジカに出会わなければ…宮村さんのOboeにも出会う事が出来なかったでしょう。
心より感謝申し上げますとともに、再演を切に希望しております。
素晴らしい演奏をありがとうございました。

  ☆ ☆ ☆
アルモニア・ムジカ・ホームページ井上武夫写真集
http://armonia328.wix.com/classical-music-jp#!blank-2/ggq2a
 
  ☆ ☆ ☆
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2016年6月1日水曜日

6月12日 熊本地震復興支援・宮村和宏オーボエコンサート


6月12日のカーサモーツァルトのコンサート、共演の宮村和宏氏から、
「できれば、収益金で熊本への寄付を」のお申し出をいただき、
九州・熊本大地震において甚大な被害を被りました被災地復興支援チャリティ・コンサートとさせていただくことになりました。
 
出来ることは限られていますが、心を込めて演奏させていただき、お亡くなりになられた皆様のご冥福と、被災された方々のお見舞いと、一日も早い復旧を心より祈らせていただきたいと思います。
寄付先は、熊本市役所を通じ、被災された方への義援金とさせていただきます。
 
お席の方まだ余裕がございますので、ぜひ、原宿散策がてらお出かけくださいませ。
表参道は、その名のとおり、明治神宮の参道に当たり、この地の持つパワーに引き寄せられ、多くの一流店が並んでいるそうで、近くには、太田記念美術館、東郷記念館、明治神宮などもある超パワースポットでございます。


プログラムですが、赤い靴、と、通りゃんせ、も演奏させていただきます!!
超絶技巧散りばめたゴージャスな編曲のこの2曲を、オーボエで演奏できる宮村さんって、とにもかくにも、すごすぎます。
童謡とあなどるなかれ、完全な芸術作品でございますから、どうぞ楽しみにいらしてくださいね。

そして、ピアソラはエスクアロにびっくりされると思います。最高です!!

モーツァルト:オーボエコンチェルトの宮村さんの音色ときたら、美を超えた超美です。
この曲は、「のだめ」で有名ですので、目を閉じて聴けば、黒木くんにも会えると思います。

それと、サンサーンスのオーボエソナタ、どうやったら、そんなノスタルジーを表現できるの?と唸りたくなるほどの名演です。終楽章は早い、手に汗握る早さです。たぶん、聴きながらお尻が浮くかと・・

シューマンのロマンスでは、愛と悲しみと不安の交錯を、見事に表現してくれます。
こんな素晴らしい演奏を聴かないのは、あまりにもったいないです。


その上、カーサ・モーツァルトには、今では手に入らないモーツァルトの資料や美術品があるとのこと。
一流の美術品は独特の空気を放ち、その空気が、体に運を染み込ませます。
  6月12日は、強運スポットで、素晴らしい音楽を聴いて、モーツァルト由来の美術品に触れ、そして愛を熊本に届けてくださいませ。

お帰りには、たくさんのハッピー・パワーを身体に染み込ませて、家路についていただけると思います。
お誘い合わせの上、ぜひ、おでかけくださいませ。